コラム

貯金に失敗する人の共通点は目標をきちんと決めないことです

貯金を成功させるには必ず目標が必要

何事も目標設定が間違っているとゴールにたどりつくのは難しいです。

これは人間の習性なので個人差はあっても、ただなんとなく始めたことは長続きしませんし、問題が発生すると解決できずにすぐ投げ出したり妥協したりします。

よくダイエットに例えられるのですが、ただ意味もなく『3キロ痩せてみようかな』と思ってもだいたいは体重を減らせないか、減量ができたとしてもすぐにリバウンドすることになります。何故なら、あなたは目的がないのに食事を制限したり運動を続けることができないからです。

なのでダイエットを成功させたいのであれば、『あの洋服が着られるようになりたい』といったゴール設定が必ず必要になるのです。

貯金にも全く同じことが言えます。限られた収入の中からお金を貯めるということは『何かを諦める必要がある』んですが、それを我慢してまで達成したい目標がなければそうそう我慢をし続けることはできません。
『婚約指輪を買う』『マンションの頭金にする』『ドバイに旅行する』などの明確な目標が絶対に必要なんです。

目標が決まったらお金が貯まる仕組みづくりをする

再度、ダイエットに例えますが、痩せるためには、摂取カロリーと消費カロリーのバランスを考える必要がありますよね。お金を貯めるのには同じ様に、収入と支出を調整することが求められます。違いがあるとすれば、お金を計算するのはどのくらいカロリーを採っているか調べることよりもずっと簡単ということでしょうか。

では、この場合の『仕組みづくり』とは何でしょうか?

まずは3ヶ月分位を振り返ってみてあなたは何にどれだけお金を使っているのか書き出してみましょう。

・食費
・家賃
・水道光熱費
・税金、保険、年金
・通信費(ネット回線、携帯)
・交通費
・交際費(飲食代)
・サブスク(アマゾンプライム、ネットフリックス)
・洋服、化粧品
・その他(趣味、娯楽、ローン)

貯金の原理は子供の頃から多くの人がやっているように非常に簡単です。その原理とはあなたの収入以下で生活をすることですから、上記の項目の中の何れかを削減すればOKです。
どれを減らすかは生活スタイルに左右されますが、最も削減するのが簡単なのは食費とサブスクです。多くの方はスーパーやコンビニでさほど値段を気にせずに買い物をしていますし、何よりも人間は『食事、食べ物の味にわりと簡単に慣れる』からです。100グラム300円の肉を100円のものにかえると最初は違和感があるかもしれませんが、2,3回続けて食べるとそれが普通になるんです。

ネットフリックスもない生活に慣れるまでさほど時間はかかりません。もし辛くなったら何のために貯金をしているのか=目標を思い出して我慢して下さい。そのための目標設定でもあるからです。

こうして削減できるものが決まれば『仕組みづくり』は完了なので、後は粛々と時間がすぎるのを待ちましょう。

貯金を成功させたいなら『引き算』で考えることも重要

最後にちょっとしたコツをご紹介します。先程から『収入ー支出=貯金できる金額』と言っていますが、まず給料なりをもらったら『貯金できる』もしくは『貯金できるはずの金額』を別の口座に移して下さい。
人間は口座にお金があれば使ってしまう生き物です。それははじめからそこに存在しているお金だから精神的な制約が少ないんです。

ですが、はじめから使って良い金額しか口座残高がなければその中で生活出来るようになるんです。別の口座にあるお金に手を付けるのハード付が存在するんです。

最後にまとめです。

① 貯金する目標を明確に設定する
② お金を貯められる仕組みづくりをする
③ 貯金するお金ははじめから別口座に移す

まずはこの3点をしっかりとやってみて下さい。何も考えずに始めた場合とこれらを実行した場合では大きな違いがあることにすぐ気がつくと思いいますよ。

この記事が少しでもお役に立てたなら幸いです。

本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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